畳の効果
健康で過ごせる「空気清浄効果&湿度・温度調節効果」
畳一枚で約500ccの水分を吸収することができます。
また、畳が呼吸しているため、乾燥してくると放湿するという
自然の湿度調整機といえます。
日本の自然環境の中で、夏はすずしく冬は暖かく室温を保ってくれます。
階下へ迷惑になりにくい「吸音効果」
畳は空気層を持ち、弾力性に優れ衝撃を吸収する効果もあります。
さらに、この衝撃の吸収が吸音効果もかね揃えています。
最近注目されている「リラックス効果」
新畳から香るイ草の香りには、森林浴と同じ効果があり、落ちついた気分を誘います。
アロマテラピーとしても注目されているイ草の香りは心を安らかにしてくれます。
畳の歴史「たたみの起源」
畳のスタートは稲作が始まった縄文時代に稲藁を敷いて寝床にしたことから始まります。
現存する畳の最古の物は、聖武天皇がご使用になられた、
「御床畳(ごしょうのたたみ)」寝台(今でいうベッド)です。
畳は貴族階級で使われる高級品で、初期は座る所の一部だけに敷かれていましたが、
平安時代になると畳を敷き詰めるようになりました。
庶民が畳を使うようになったのはそれからずっと後の江戸時代後期だと言われています。